空き家の活用

空き家の活用

建物を建築する際には建築確認申請が必要です。

建築確認申請とは、簡単に言えば役所等に建築予定の建物が法律を守った建物である事を確認してもらう申請になります。

また、空き家を他の用途に使用する際にも、基本的に用途変更になり建築確認申請が必要です。

用途変更とは、例えば住宅から店舗等に使用する用途を変更する場合等に必要になります。

建築確認申請は、通常、建築士に依頼をして、法規チェックや役所との協議等を行ってもらい申請を行いますので、かなりの費用が必要になり、申請手数料も役所に納めなければなりません。

建築基準法が改正されています

この用途変更による建築確認申請が大きな壁になり空き家の活用を妨げる1つの要因になっています。

しかし、数年前の建築基準法の改正で、用途変更による建築確認申請を行わなければならない建物の床面積が100平米から200平米に緩和された事で随分と状況は変わってきました。

具体的には、例えば98平米の住宅を店舗に変更する場合にも用途変更による建築確認申請は不要になります。

ただし、役所への申請が不要なだけで、新しい用途において法規を遵守する必要があります。

用途変更による建築確認申請が必要な面積が緩和されたことが徐々に知れ渡ってきているのか、用途変更に関する相談が増えてきましたが、まだまだ一般的には知れ渡ってないと思われます。

活用次第で副収入も可能

日本の住宅で200平米を超えるものは、かなりの豪邸ですので、200平米まで用途変更による建築確認申請が不要と言うことは、おそらく大部分の空き家が該当すると思われます。

空き家を放置する事は街の景観を損ねて犯罪を増やす事にも繋がりかねません。

空き家をお持ちの方は、自分の副収入や街の景観の改善等にも繋がりますので、有効活用を検討してみるのはどうでしょうか。

給湯器がない?

給湯器が壊れると大変な事になる

コロナウイルスが世界中で感染が広がり、多方面で問題や弊害が出ています。

建築業界でもたくさんの問題が発生しており、色々な資材の高騰や生産が追いつかない製品の発生等、新築の建物を建てても、材料不足で完成しない建物もでています。

新築の建物を建てないから関係ないと思っている方もいると思いますが、普通に生活している方にとっても大変困る問題も発生しています。

ガス給湯器がないのです。

ガス給湯器がないと湯が沸かせず風呂も入れません。

しかもガス給湯器は突然壊れる事がありますし、大抵の家では、壊れてから交換する事が多いと思います。

しかし、今現在、ガス給湯器が壊れてもすぐに交換が出来ない状態です。これは日本全国同じで、建築会社が発注しても、メーカーから3ヶ月から半年先の入荷の連絡がきます。

実際、給湯器が入らない為に完成しなくて引き渡しが出来ない物件もでています。

今、給湯器が壊れたら本当に大変な事になるので、古い給湯器をお使いの方は、壊れる前に交換を検討して発注しておくことをお勧めします。

木造住宅の価格が高騰 木造住宅の購入は危険?

木造住宅の購入は危険?

昨年から徐々に木材の価格が上がってきていたのですが、先月くらいから知り合いの住宅会社にも大きな影響が出てきています。

木材の種類や地域によって違いがありますので、おおよそですが、20%から50%も木材価格が高騰しています。

当然、木造住宅の建築費が上がり、今までの値段では販売出来なくなってきています。

大手の住宅メーカーであれば、木材の在庫があると思いますので、しばらくは販売価格に反映されないと思いますが、徐々に反映されていくものと思われますが、在庫を持っていない住宅会社では、販売価格を上げるしかない状態です。

木材の価格が高騰している一番の原因は、アメリカの住宅需要が増加した事による影響てす。

今まで日本に輸入されていた木材が、高値でアメリカに渡る事によって、今までの供給バランスが崩れてしまっています。

このままの状態が続けば、住宅会社は、木造住宅を受注しても着工出来ない状態になることが考えられますので、木造住宅の建築を検討しておられる方は、いつ頃に着工出来るのか、いつ頃に完成するのかをキチンと了承を取った上で、慎重に契約を進めるようにしてください。

アルコール消毒液によるフローリングの白濁の直し方

世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス対策として手洗いが推奨されています。

普段よりもアルコール消毒液を使われている人が増えた影響なのか、フローリングにアルコール消毒液をこぼした跡が白くなって、拭いてもキレイにならないとの相談がありました。

フローリングにアルコール消毒液をこぼして放置していると、上記の写真のように白いシミが出来ます。このシミは洗剤で拭いてもなかなか取れません。

しかし、無茶苦茶簡単に白いシミは取ることが出来ます。

その方法とは

  • メラミンスポンジ
  • ベビーオイル 又は サラダ油やキャノーラ油等
  • 雑巾

を用意して下さい。

そして、メラミンスポンジを水で湿らせて、オイルをつけて汚れを拭くだけです。そして余計な水分は雑巾で拭いて下さい。見る見るうちにキレイに白濁は取れていきます。

なぜ、オイルが必要かというと、メラミンスポンジでフローリングを拭くと、ワックスが取れてしまうために、オイルで補うためです。

ちなみにメラミンスポンジは、下記の様な商品です。100均やホームセンターで販売しています。下記の商品は、ピカ王でローソン100で購入しました。

ホームセンターのメラミンスポンジと、100均のメラミンスポンジでは、硬さの違いがありますが、汚れの落ちやすさには変わりはないように思いますので、100均の商品で十分です。

下記の写真は、メラミンスポンジでアルコール消毒液の白濁を除去した後です。

キレイに除去する事が出来ますので、フローリングにアルコール消毒液をこぼした跡が白くなって困っている方は、試してみて下さい。うそのように取れます。

本当に簡単にきれいになりますので、騙されたと思って試してみて下さい。

設計者のバイブル

設計者のバイブル

建物を設計する時、様々な法規の検討が必要になります。

検討しなければならない法律には、建築基準法や消防法、都市計画法等だけでなく、都道府県の条例た指導要綱、さらに市町村の条例や指導要綱等まであります。

色々な法規の全てを満たすような建物の設計をしなければなりません。

この中で、重要な位置を占める法規が、建築基準法です。

また、大規模な建物になれば消防設備がかなり高額になりますので消防法もかなり重要です。

色々なまとめられた法規の本がありますが、その中で多くの建築設計者が愛用しているのが、

建築申請memo と 建築消防アドバイス です。

毎年出版されており、改正された法規もわかりやすく説明されていますので、自分も、毎年この二冊は必ず買います。

新入社員からベテラン設計者まで使用する便利な設計者のバイブルです。

建具は引戸 一級建築士の家

引き戸と開き戸

部屋の中の建具、いわゆる内部建具ですが、大きく分けて開き戸と引戸の形状にわかれます。

住宅を設計するうえで、施主の希望を聞くのですが、形状についてはあまり気にしていない施主が多いです。

そういう場合は、引戸を勧めるようにしています。

引き戸のメリット

なぜ引戸を勧めるのか?

引戸は開き戸に比べて、扉を開けた状態の場合に扉が邪魔にならないので使い勝手がいいです。

トイレなどの開き戸の向こう側で人が倒れた場合、人が邪魔をして扉を開く事が出来ませんが、引き戸であれば開かない事も防げます。

開き戸に比べて、引戸は定価ベースでは何割か値段が高いですが、あくまで定価ベースですので、建物全体の中では微々たる差ですので、価格についてはほとんど差はないと考えていいと思います。

また、引戸の方が開き戸よりも気密性が通常は低いですが、住宅用の建具であれば、開き戸も下部にアンダーカットを取って、空気を入れ替えれるようになっていますので、気密性については特に考えなくていいです。

開閉時の指詰めに関しても、引き戸であればソフトクローズといって、最後にゆっくり閉まる機能が備わっている物が多いので、安心です。

危険なブロック塀とは

そのブロック塀は安全ですか

道路を歩いていると、見るからに危険なブロック塀を見かけます。

台風や地震などの時に、非常に危ない為、すぐにでも撤去してほしいと思うのですが、持ち主の知識不足や資金不足でなかなか撤去されないのが現実です。

そのような危険なブロック塀から身を守るには、危険なブロック塀に近寄らない事が1番の最善策です。

しかし、どのようなブロック塀が危険なのでしょうか。

危険なブロック塀とは

ブロック塀には、法律で基準が定められており、危険なブロック塀を外部から見分けるには

高さが2.2m超え(ブロック11段)

高さが1.2m超えで控え壁がない(ブロック7段で控え壁なし)

の2点で判断出来ます。

ブロックは1段が20cmですので、ブロックが11段以上あれば危険な可能性が高まります。

また、控え壁は下記のイラストを見てもらえばわかると思いますが、ブロックを支える壁になっていますので、ない場合は危険と判断しても間違いありません。但し、1.2m以下のブロック塀は、控え壁は不要ですので、6段以下であれば控え壁がなくても問題ありません。

控え壁については、基準通りに施工されていない場合が多いので7段以上のブロック塀は危険と思っていてもいいと思います。

また、ブロックの厚さは、高さが2mまでは12cm、高さが2mを超えると15cmが理想です。

普段通行している場所のブロック塀を一度確認してみて、怪しいブロック塀があれば注意して下さい。

トイレは何カ所が正解か? 一級建築士の家

トイレは家に何ヶ所必要なのか?

色々な考え方はありますが、これから住宅を設計するならトイレは二カ所計画しましょう。

今までたくさんの住宅を設計して、その後、施主に話も聞いてきましたが、一カ所設置した人は、やはり二カ所設置すればよかったと言われる人が多いです。

家族で出かける前、朝起きた時、家族は同じような行動をとる事が多いです。

トイレに行く時間は、どうしても同じような時間帯になってしまうので、家族が4人以上なら二カ所のトイレがあると便利です。

トイレが二ヶ所あれば、お腹が痛くてトイレにこもっていたい時でも、外から焦らされる事もありません。

これから住宅を計画するならトイレは二カ所以上計画してください。

ユニットバス VS 在来浴室

ユニットバス VS 在来浴室 どっちがおすすめ

在来浴室とは、浴槽を浴室内に固定してタイル等を貼った浴室の事で、ユニットバスとは、ユニット式の物を現場で組み立てる浴室です。

昔の住宅は、ほとんどが在来浴室で、近頃の建売住宅はほぼ全てユニットバスとなっています。

どちらの方が優れているか、一長一短ですが、自分としてはユニットバスの方が優れていると感じます。

まず第一に、施工が簡単な事があげられます。施工が簡単という事は、施工上でのミスも出にくく、職人の腕にも左右されないので、品質にばらつきが出ません。

また、在来浴室の場合は、コーキング等打ち替え等のメンテナンスがユニットバスに比べて多く、タイル等の剥がれも発生する可能性が高いです。

石貼等の在来浴室は高級感もあり、ユニットバスにはない雰囲気を味わう事が出来るので否定はしませんが、これから住宅を建てるのであれば、ユニットバスをお勧めします。

点検口は必要 一級建築士の家

点検口の大切さ

点検口とは、天井や壁、床に設置する天井内や床下等を点検する為のものです。

住宅は、年月とともに劣化していきます。

蟻害、雨漏り、結露等々 定期的に点検を行うことで 大きな不具合にならなくてすむので点検はとても大切です。

しかし点検口がなければ、簡単に点検は出来ません。

壁を点検したければ壁を壊す必要がありますし、床下を点検したければ床を壊す必要があります。

これからマイホームの購入や計画をしている人は、きちんと建物を点検できるように点検口を設置するようにして下さい。

1階の床下のキッチン収納は、兼用する事も出来ますのでお勧めです。

あとは、各部屋の天井(押入れやクローゼット内)に設置してあると便利です。

点検口は、新築のときに設置するのであれば、たいして費用はかかりませんので設置を心がけて下さい。

ただし、業者によっては、あまり意味のない場所に設置したり、必要な場所になかったりしますので注意が必要です。

点検口があれば、あとから電気の配線工事やLAN工事を行う際にも便利ですよ。