木造住宅の購入は危険?
昨年から徐々に木材の価格が上がってきていたのですが、先月くらいから知り合いの住宅会社にも大きな影響が出てきています。
木材の種類や地域によって違いがありますので、おおよそですが、20%から50%も木材価格が高騰しています。
当然、木造住宅の建築費が上がり、今までの値段では販売出来なくなってきています。
大手の住宅メーカーであれば、木材の在庫があると思いますので、しばらくは販売価格に反映されないと思いますが、徐々に反映されていくものと思われますが、在庫を持っていない住宅会社では、販売価格を上げるしかない状態です。
木材の価格が高騰している一番の原因は、アメリカの住宅需要が増加した事による影響てす。
今まで日本に輸入されていた木材が、高値でアメリカに渡る事によって、今までの供給バランスが崩れてしまっています。
このままの状態が続けば、住宅会社は、木造住宅を受注しても着工出来ない状態になることが考えられますので、木造住宅の建築を検討しておられる方は、いつ頃に着工出来るのか、いつ頃に完成するのかをキチンと了承を取った上で、慎重に契約を進めるようにしてください。