危険なブロック塀とは

そのブロック塀は安全ですか

道路を歩いていると、見るからに危険なブロック塀を見かけます。

台風や地震などの時に、非常に危ない為、すぐにでも撤去してほしいと思うのですが、持ち主の知識不足や資金不足でなかなか撤去されないのが現実です。

そのような危険なブロック塀から身を守るには、危険なブロック塀に近寄らない事が1番の最善策です。

しかし、どのようなブロック塀が危険なのでしょうか。

危険なブロック塀とは

ブロック塀には、法律で基準が定められており、危険なブロック塀を外部から見分けるには

高さが2.2m超え(ブロック11段)

高さが1.2m超えで控え壁がない(ブロック7段で控え壁なし)

の2点で判断出来ます。

ブロックは1段が20cmですので、ブロックが11段以上あれば危険な可能性が高まります。

また、控え壁は下記のイラストを見てもらえばわかると思いますが、ブロックを支える壁になっていますので、ない場合は危険と判断しても間違いありません。但し、1.2m以下のブロック塀は、控え壁は不要ですので、6段以下であれば控え壁がなくても問題ありません。

控え壁については、基準通りに施工されていない場合が多いので7段以上のブロック塀は危険と思っていてもいいと思います。

また、ブロックの厚さは、高さが2mまでは12cm、高さが2mを超えると15cmが理想です。

普段通行している場所のブロック塀を一度確認してみて、怪しいブロック塀があれば注意して下さい。