自分の家を設計するなら、無垢の床材は使用しません
無垢の床材は、値段は高いですが、高級感があり、たしかに見た目もいいです。
肌触りもいいですし、木の香りもよく気持ちのいい空間になります。
それなら、なぜ無垢の床材を使わないのか。
まったく使わないわけではないですが、少なくとも自分の家には採用する事はないと思います。
それはなぜか?
無垢の床材にはメリットだけではなく、大きなデメリットもあるからです。
無垢の床材の一番のデメリット
無垢の床材は、どうしても年月とともに反ってくるのです。
それが味だと言われる施主もおられますが、自分の家を設計に採用するのは躊躇します。
床材を貼り換えるには、家具や荷物を移動させなければならないため、そう簡単には何度も貼替はしたくないのです。
貼替費もかかりますし、キズにも弱いです。
しかも、床暖房を使用する場合は、反りが早まります。
ここに上げたデメリットが全てではありませんが、メリットを上回るデメリットだと考えています。
無垢の床材を検討している方は、上記のデメリットも考慮して採用して下さい。